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「涼しい2階」の決め手は屋根断熱2020.03.20

夏場の外気温と室内の差は、5~7℃程度なのですが、
直射日光で外壁や屋根はあたためられますので、
ピーク時には屋根は触れないほど熱くなります。

屋根の表面温度と、室温を比べた場合、平均で約30℃。
最大でなんと50℃もの差があります。
これだけの温度差がありますと、外壁や屋根からは、
相当の熱が室内に伝わってくるのは、
想像に難くないかもしれませんね。

こうした熱を減らすことができれば、
室内の暑さ対策はかなりの効果があります。

外壁であれば、まず軒を出して日が当たらない壁を増やすようにします。
壁面緑化も有効な方法です。日よけのと植物の蒸散作用で冷やしてくれます。

屋根の場合には、日射を遮るのはなかなか大変ではありますが、
屋根を二重にする屋上緑化などは効果があります。
また、屋根のリフォームをするとき、
最近ではリフォーム用の屋根材があります。
これは、「重ね張り工法」が可能な屋根材で、
既存の屋根を撤去せずに、そのまま重ね張りする工法です。
工事の作業手間が短縮でき、解体などの費用もおさえられるほかに
断熱の工科も期待できるリフォームとなっています。


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