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室外機を設置するときに大切なこと2020.12.18
エアコンが効率よく運転されるためには
室外機による、空気の熱交換が適正に行われることが必要です。
室外機は、冷房サイクルのなかで「凝縮器」の機能を持っていて
高温高圧の冷媒(気体)がここで空気によって冷やされて、凝縮されて液化するのですが
冷却された空気の温度は低いほど効率がよく、高いほどに悪くなります。
室外機が四方を囲われたり、隠されたりすると、冷房時に熱交換された熱排気が
吸い込み側に回り込んで(ショートサーキットといいます)冷却空気の温度は上昇してしまいます。
こうなると、凝縮器の温度も上がり、ときに安全装置が作動して
「冷房停止」というトラブルにつながるケースもありますので室外機の設置には、適切な認識が必要といえます。
大切なのは、空気の出入りを考えることです。
「ガラリや開口さえあれば、密閉された空間においても機能する」というのは間違いで
室外機および周辺の空気の流れを読み、配慮しなければなりません。
たとえば、複雑な形状のマンションでは、凹字状のコーナーができることがありますが
こういったところは目立たないので、室外機を設置されがちです。
外への開口が1面しか取れない状況では、運転条件は過酷なものとなり、電気代は割高となってしまいます。
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